若者のアイデアで上郡町を元気に

【上高生が活性化に向けた取り組み提案】

上郡高校の地域環境科３年の生徒達が４月21日、上郡町役場第２庁舎で行われた農会長会議に出向き、各地区の代表者ら約80人に上郡町の課題解決に向けた企画を発表した。 　同校では、２０２０年度の学科改編で農業科・園芸科・農業土木科の専門学科が廃止され、新たに「農業生産科」「地域環境科」が設置された。地域で活躍できる人材育成を目指す地域環境科では、昨年１年間をかけて実際に地域に出向き、上郡町の課題について学んだ。 　少子高齢化や獣害、観光スポットが少ないなどの課題を基に、40人の生徒が６班に分かれて「上郡の魅力が詰まったキャンプ場づくり」や「廃校を生かした憩いの場づくり」「ホタルで町おこし」などの活性化策を企画。今回、代表者が現状分析や企画内容、予算、スケジュールや考えられる効果など発表した。 　駅前ロータリーの庭作りを企画した班は、同校で栽培した花でガーデンロードを作り、季節毎にデザインを変えたトピアリーを設置する案を説明。「上郡町が鮮やかになり、インスタ投稿で上郡の知名度アップが期待できる」とＰＲした。 　また、獣害被害を減らすため、捕獲したシカやイノシシを使ったコロッケやハンバーグ作りを提案した班もあった。 　今後、同科では協力地域を募り、アドバイスや意見を受けながら企画の実施に向けて取り組んでいく予定。

目次へ

耐震性を備えた施設に

【船谷池の改修工事が完了】

　　　　　　　　　　　　　　　

兵庫県の農村地域防災減災事業として２０１７年度より行われていた岩木地区のため池「船谷池」整備事業がこのほど完了。５月11日、県や町、地元住民らが出席して神事と竣工式典が行われた。 　船谷池は、堤高９・８ｍ、貯水量12万１２００立方メートル。岩木地区全体の農地の水源として１００年以上の歴史がある。 　老朽化が進み耐震性に問題を抱えていたため、地元の強い要望で２０１０年に事業採択申請を行い、16年度に採択された。18年度から４年間かけて堤体や取水施設、洪水吐などの改修工事が行われ、必要な耐震性を備えた施設へと整備された。総事業費４億４８００万円。 　岩木自治会の山本秀俊会長は「名乗りをあげてから13年。工事で農業用水源としての役割が大きく飛躍したと同時に、防災面でのリスクと不安が大きく払拭され、住民が安心して生活できるようになった」と喜んで感謝し、今後末永く、岩木自治会で船谷池を維持管理していきたいと語った。

目次へ

昔の道具から見る知恵や工夫

【郷土資料館で企画展開催中】

郷土資料館で春季企画展「むかしの工夫、先人の知恵〜ＳＤＧｓを昔の道具から考える〜」が開催されている。５月29（日）まで。 　稲わらで編まれた草履や藁櫃、木材を加工した桶、竹製の籠など、江戸時代から昭和の高度成長期以前に使われていた容器や道具など展示。修理しながら大切に使い続けたり、再利用していた暮らしの知恵や工夫を紹介している。 　昔の暮らしにもどる事はできないが、使い捨てを減らしたり環境への配慮をするなど、現代の生活の中でＳＤＧｓを始めてみようと改めて考えさせられる機会となった。入館無料。 　問い合わせは同館�рO７９１・52・３７３７

目次へ

本堂修復祝い稚児行列

【与井　西乗寺】

与井の真宗大谷派・明見山「西乗寺」（村上修住職）では、５年前から行われていた本堂内の修復や庫裡屋根瓦の葺き替えなどの修復工事がこのほど完了。５月１日、宗祖親鸞上人７５０回御遠忌法要とともに本堂・庫裡修復落慶法要が執り行われ、盛大な稚児行列で祝った。 　稚児行列には、きらびやかな衣裳を身にまとった０歳児から小学生までの子ども57人が参加。各寺院住職や役員、保護者ら総勢約１５０人が与井公民館から西乗寺まで練り歩いた。 　お稚児さん初体験の竹万・三浦光凛さん（７）は「楽しかった」。自身も子どもの頃にお稚児さんを経験した母親の優子さんも「自分の時の事は覚えてませんが、貴重な体験ができました」と喜んだ。 　筆頭総代の三浦喜則さんは「役員や門徒の皆さんの協力で無事修復が完了し、見違えるようになった」と喜び、「今後もお寺を盛り上げ、次の世代につなげたい」と話した。

目次へ

チームオレンジで活動しませんか

【認知症サポーター養成講座】

認知症の方やその家族を支援する「チームオレンジ」で、皆さんのボランティア精神を生かしてみませんか？　チームオレンジで活動する認知症サポーターを養成する講座に興味のある方はぜひ参加ください。 〇認知症サポーター養成講座 日　時　６月22日（水）14時〜15時30分 場　所　上郡町役場第２庁舎大会議室 内　容　認知症について、認知症サポーターとは、認知症の方との接し方等 申し込み期限　６月15日（水）17時まで 〇認知症サポーターステップアップ講座 日　時　７月22日（金）13時30分〜15時30分 場　所　上郡町役場第２庁舎大会議室 内　容　チームオレンジとは、認知症の理解と支援、介護者の体験談等 申し込み期限　７月15日（金）17時まで ※これまでに認知症サポーター養成講座を受講されたことがある方対象。チームオレンジでの活動希望者は、ステップアップ講座を受講する必要あり。活動するかどうか分からない方も受講可能。 　いずれも申し込み・問い合わせは上郡町地域包括支援センター�рO７９１・52・１１５２

目次へ

絵を描き、言葉を考える。私の認知の予防薬かな。　田渕　カツ代

「恕の精神」で

【長年寄贈続ける伊達直人さん】

今春、西播磨４市３町に横断旗１２００本を贈った「伊達直人」さん。上郡町役場にも、タイガーマスクの似顔絵と「子どもたちの健やかな成長を念じます」などの言葉とともに３月17日、１００本の横断旗が届けられた。 　伊達直人を名乗る高齢男性は、実名を明かさずに長年、姫路・西播地域の児童養護施設にクリスマスケーキなどを贈り続けている。 　寄贈を始めるようになったのは、37年前の本屋さんでの出来事がきっかけ。本を欲しそうにしながら何度もウロウロしている子どもを見かけ、どうしたのかと声を掛けたところ、児童養護施設で暮らしているという。その時はそのまま別れ、後日、その子が欲しかった本を含め数冊の本を施設に贈った。 　当初は「あしながおじさん」などの名前で県内26ヶ所ある施設のうち毎年３ヶ所ずつ順に寄贈していたが、自分の目の届く範囲でと高砂以西に変更。「伊達直人」の名前は16年前から名乗るようになった。 　２年前に新型コロナウイルスが世界で流行し始め各地でマスク不足が起こった時には、ＺＯＺＯＴＯＷＮ創設者の前澤さんにマスク１万枚を手配してもらった逸話も。今回の横断旗を依頼した福岡市内の製造会社社長は、事情を聞いて感動し送料を負担してくれたという。 　長年続けてこられた事は自分にとっての「宝」という男性。数年前には大病を患い中止することも考えたが、待っている子の期待を裏切ることになると継続を決めた。今後も、相手の身になって思い行動する「恕の精神」で、子ども達の成長の礎になりたいと語った。

目次へ

【寄稿】　手紙（宝物は何？）

【八保乙　　佐藤　宏司】

巷では「神様への手紙（唄＝杉良太郎）」が密かに人気を高めつつありますが、神様や仏様からの手紙は、私達の所へ届いているのだろうか。 　自然の美しさや人情に加えて、兵庫県や上郡町にとって「山城」や「金鉱石」が神様からの手紙や宝物に当たるのかもしれないと感じて、昭和50年の上郡民報第11号掲載の記事「旭日鉱山いまむかし」を約50年後の今日、読み返してみました。上郡民報創始者である先代・山本修氏の鋭い取材力、分析力に心を打たれ、故郷かみごおりを大切にしたいという気持ちにも心を惹かれます。 　赤相地区には三つの式内社があります。鞍居神社がある所は金出地、すなわち金の出る土地。船坂の八保神社の近くには金内という村や金鋳谷という地名。そして残り一つの式内社は赤穂市御崎の伊和都比売神社。この少し東には、１９７０年代のピーク時には年間１万トンの良質の金鉱石が採取された「坂越大泊金山」がありました。今は閉山されていますが、赤穂市ではジオパークなどの認定を目指したいと夢を膨らませています。 　神社と鉱山との関係、何か気になりますね。さらにこの辺りの地名を拾っていきますと、金出地、金内、釜島、釜ヶ谷、釜谷、湯の脇、奥金近、口金近、金屋、金坂、釜出、榊…。クリ、クラ＝鉄まで広げると、鞍居、栗原、倉尾…何か不思議ですね。 　皆で幸せ目指して進んでいきたいですね。

目次へ

産廃処分場の問題語る講演会

【西はりまの自然をまもる会が開催】

梨ヶ原と西有年にまたがる山林で計画されている管理型産業廃棄物最終処分場建設に反対する「西はりまの自然をまもる会」が４月24日、上郡町生涯学習支援センターで講演会と総会を開催した。 　会員や一般住民ら約１１０人が参加。長岡壮寿県議や赤穂市民の会の勝田三好会長、上郡産廃問題対策協議会の河井正人さんが来賓で出席。出席予定だった牟礼赤穂市長と梅田上郡町長は所用のため閉会後に駆け付けた。 　講演会の講師は、２０１５年11月にも来町した奈良県山添村の奥谷和夫村議。「産廃『負の遺産』の実態」と題して、奈良県や三重県の産廃処分場での事例を紹介。ゴミの山になり景観が変わる／有機物の腐敗や発酵による悪臭と大気汚染／長年流出し続ける汚染水／動植物への影響／火災事故発生の危険性／土石流の問題など指摘した。 　また「管理型」処分場は、安定型に比べてより危険な廃棄物が処分されるが住民の監視の目は行き届かない／排水処理施設もすべての有害物質を除去できず、下流が汚染されるなど語った。「現在の法律は住民の暮らしや環境を守るには不十分で、住民の声が世の中を動かす」との主張に、参加者は熱心に耳を傾けた。 　同会の小河尚子会長は「今夏、参院選と同時に行われる住民投票を成功させるため、短期的に集中して取り組む」と意欲的。「住民投票に行ってくれるよう、一人でも多くの方に呼びかけてほしい」と会場に訴えかけた。

目次へ

子育ての鉄則「�U」

【山本　幸子】

原稿は前月末に書いていますので、少々時期外れですがお許しください。 　３月末まん延防止措置が解除された頃から、主人の居酒屋にもお客様が来られるようになりました。転勤される方の激励会や、新入社員の歓迎会、退職される方への感謝の会、職場内異動の懇親会等その目的は様々ですが、そこで語られる言葉に、私は幾度も心動かされておりました。 ・40数年の仕事を終えられた方に、お世話になった若者が「これからは蒔いた種を収穫する時です」と話しています。なるほど「種蒔き、実り、収穫」か。若者は、これからの自分を見ていてほしいと言っているのだと感じます。 ・若者を他地へ送り出す上司の方が「人脈をもって帰ってこい。人が一番大事だぞ」と伝えています。送り出す部下に、究極は人を見極め人から学べと教えているのでしょう。 ・新入社員に、酔いも手伝ってか「あなたが来てくれて嬉しい。笑顔がいい。よく気が付く」と良さを並べています。でも、仕事の中の良さは言っていません。裏返せば、仕事で褒められるように学びなさい。あなたはこれからだよと感じさせているようです。 ・同僚同士、愚痴も出ます。「何時叱られるかびくびくする」「あいつはあんな言い方ではっぱをかけてくる。あれで指導しているつもりだから厄介だ。まあこうして陰で愚痴ってくれるか」聞こえている私の方が微笑んでしまいます。上司はいろいろだ。腹が立ったら愚痴れと対処方法を教えています。等々 　私は聞くともなしに聞きながら、対して話すことの大切さを感じます。育て育てられる構図を見ているようでした。４月から様々な職場で、このような営みが繰り広げられているのでしょう。より良い職場とは、若者も経験者も生きる職場なのでしょうね。 　さて先日、食べきれないからと上等なお菓子を幾つもいただきました。何故こんなにと思い尋ねますと、お礼に頂いたとのことです。この方は長年に亘り自転車預かりをされています。この時期になると親御さんが「子どもがお世話になりました」と数年預かった自転車のお礼に来られるのだそうです。お子さんの新しい出発を聞きながら、こちらも感謝なんですが、との事。預ける預かるの関係を越えた慈しみ・絆を感じながら、おすそ分けをいただきました。

目次へ

これはスゴイ！超巨大イチゴ

大杉野・山本司さんの畑で５月11日、驚く大きさの超巨大イチゴが実った。手のひらサイズの円形で、直径を測るとなんと約９センチも。山本さんは「栽培を始めて10年以上になるが、こんなに大きいのは初めて」と話した。

目次へ

「ハミング・ユー」が高齢者施設をオンライン訪問

歌と楽しいおしゃべりを通じてデイサービス施設などで交流活動を続けるボランティアグループ「ハミング・ユー」が４月14日、町内の福祉施設４施設をオンライン訪問した。 　コロナ禍の中での施設訪問ボランティアの新たな活動方法として、昨年12月からオンライン訪問に取り組む上郡町社会福祉協議会（社協）の呼びかけに応じたもの。愛心園、生活介護フレンズ、グループホーム清音、野桑の里と社協をネットで繋ぎ、社協会議室から生中継で歌声を届けた。 　１９９３年に町内の仲良し主婦３人で結成したハミング・ユーは、96年には上郡町合併40周年記念ＮＨＫのど自慢に出場し、特別賞をもらった。その後メンバーも９人に増えて充実し、25年目を迎えた２０１８年には、ひょうご県民ボランタリー活動賞を受賞した。 　今回は、女性３部合唱の美しいハーモニーで「こいのぼり」や「手のひらを太陽に」など６曲を披露。施設利用者も、知っている曲では一緒に口ずさんだり体を揺らして楽しんだ。まねっこ遊びや「あまちゃん」の曲に合わせて新聞紙を破って音遊びする「新聞オーケストラ」では、画面越しで双方が一緒に参加して盛り上がった。 　初のオンライン訪問を行ったメンバーらは「反応に時差があり分かりにくかった」と戸惑う面もあったが、ゆっくり話しかけるなど工夫。社協では「今後も施設担当者と相談しながら回数を重ね、方法を改善していきたい」と意欲を見せた。

目次へ

人生を見守り続けて９２年

【大輪のオオムラサキ満開に】

大鳥圭介の生誕地、岩木丙石戸にあるいきいき交流ふるさと館隣の坂本重巳さん（92）宅で４月下旬、ツツジが満開になった。赤、白、ピンクなど咲き乱れる様は裏山の緑に映えて圧巻で、ゴールデンウィークに訪れた人々を感嘆させた。 　31年程前に坂本さんが１５０株を一人で植え、間引いたり枝を切ったりして手入れしてきたものが背丈以上に成長。また、坂本さんが誕生した記念に植えられたというオオムラサキは樹齢92年。自宅横の石垣上に百年前に建てられた土蔵の屋根にも届きそうな高さで、大輪の紫色の花が見事！ 　山あいの村で奥さんと二人暮らしの坂本さん。子ども達家族も町内に住み、すぐに来てくれて有難いと話す。若い頃から毎日、日記を続ける。「一日30字×20行。１年で20万字や。認知症にならんようにな」。昔の話も次々と出て来るなど記憶力もしっかりしており、地域では「生き字引」と呼ばれている。

目次へ

ＢＯＯＫ　タイム　（９０）

【赤木　幸代】

天切り松　闇がたり　　　　　　浅田　次郎 　懐のサイフから札だけを抜き取るヤクザの盗っ人一家の大親分、目細の安吉。その手下は５人。強盗に入った家の主人を叩き起こして出刃包丁をつきつけ、戸締りの不備を説教する寅弥。天井を破って忍び込み、お宝を頂く天切りの栄治。百変化の詐欺師、常次郎など鮮やかな技の持ち主たちのエピソードを、栄治の弟分の松蔵が振り返って語る趣向。荷風や鴎外、チャップリンまで動員される。 　盗むのは大金持ちからで、盗んだ金は貧乏人にバラまく義賊たち。人品は高潔。加えて「聞いておくんない」「お言いでないよ」といった歯切れのいい江戸っ子弁の啖呵が爽快。又、仁義が簡にして要を得ており、余っ程頭がよくないとヤクザにもなれないなと、昔のヤクザは賢い、とうなる。 　不平等はいつの世にもあり、不平不満不安は尽きない。こんなカッコいい義賊がいたら拍手喝采もするだろう。正ばかりを押しつけられては心がひからびてカチカチ固くなる。弱者の側に立ち義憤と情けからなされた不正は善悪超えて考えねばならず、一筋縄ではいかない。人間性がぶ厚く鍛えられる。 「出世した訳じゃない、腐っていった」「自分よりも気の毒な人間のいる内は辛抱しなけりゃいけない」「太陽を一杯浴びて風を、土を足裏に感じて呼吸する、その他はおまけ」等、心に響くことばも満載。

目次へ

「親子でクワガタを育てよう」講座

【ひょうご環境体験館】

１年間を通してオオクワガタを育て、子孫を残すプログラム。幼虫の状態確認や菌糸ビンの交換ほか、クラフトやビンゴゲーム大会、フィールドワークなど。最終回には羽化確認して成虫と対面し、今後の対応を学ぶ。 　�@６月25日（土）�A９月24日（土）�B12月17日（土）�C２０２３年３月25日（土）�D23年６月10日（土）５回とも参加できる方対象。 　いずれも10時〜12時。要申し込み。電話のみ。申し込みは、実施日１か月前の午前９時より受付開始。先着順。定員に達し次第、受付終了。 　申し込み・問い合わせはひょうご環境体験館�рO７９１・58・２０６５

目次へ

大西　東洋司のふるさと探訪

　　　　　　芝桜（佐用町）　　　　　鯉のぼり（西粟倉村大茅）

目次へ

自作のからくり人形を実演

【高田台　　塩田　憲次さん】

高田台の塩田憲次さん（78）が４月17日、ひがし蔵で自作のからくり人形４体の実演会を行った。昨年10月の実演会から半年ぶり、４回目の開催。 　人形の両手に持たせた茶卓に茶碗を置くと動き出す「茶運び人形」や、バク転をしながら階段を下りる「段返り人形」、４本の矢を順に１本ずつ掴んで的に向かって弓を射る「弓曳童子」、「文字書き人形」が手に持った筆で「寿」「桜」「完」の文字を達筆で書き上げると、観客から拍手と歓声が沸き上がった。 　木工細工が趣味の塩田さんは、会社勤めを定年退職したのを機に江戸時代に作られたからくり人形の復元に取り組み、のべ１年かけて茶運び人形を制作。人形づくりの材料は古材や柱時計の歯車などを利用し、何度も試作を繰り返して完成させた。衣裳は奥さんが担当している。 　最新作の文字書き人形は、左右・上下・前後に動かす３本の糸を絡み合わせて斜めの線や曲線を書く。筆圧やハネなど繊細な動きをさせるのが難しく、制作には７〜８年かかった。「簡単にできたら面白くない」と、あえて年数のかかるものに挑戦するのが元気の源と笑顔をみせる。 　現在は「琴弾き人形」を制作中と話す塩田さん。完成を楽しみに待ちたい。

目次へ

第18回ごほうびマルシェ　ＩＮ　赤穂

日　時　５月29日（日）10時〜16時 場　所　ぱずる＆ザ・パインホール（赤穂市朝日町16−１） 　唐揚げ、和牛ハラミ丼、フルーツサンド、台湾カステラ、ポン菓子、全国うまいもん市、ハンドメイド雑貨、アクセサリー、占い・診断系、耳つぼアロマ、ウクレレワークショップ、テニス体験など23店舗が出店。来場の際は、自宅検温＆マスク着用のこと。 　問い合わせは�рO９０・２５９８・０１６６（亀井）

目次へ

第３回どろんこ運動会２０２２

日　時　６月18日（土）９時30分〜12時（受付９時〜）※荒天中止 場　所　河野原の田んぼ（智頭急行「河野原円心駅」下車徒歩１分） 対　象　誰でも（小学生以下は保護者同伴） 定　員　先着１００人 参加費　一人５００円（３歳未満無料）　※５００円相当の参加賞あり 持ち物　汚れてもいい服装、着替え、タオル、靴や足袋、靴下（裸足は不可） 申込方法　氏名、性別、生年月日、住所、電話番号を記入の上、メールまたは申込書で申し込む 申込締切　６月15日（水） 　申し込み・問い合わせは上郡町役場農林振興課�рO７９１・52・１１１６、 メールnourin@town.kamigori.lg.jp

目次へ

花　　便　　り

【藤井　映子】

喫茶やまぼうしを開いていた頃、一緒にお喋りを楽しんでいた花好きが、花苗の交換で私にも一つプレゼントして下さいました。紅葉がきれいよと…秋の寒い朝、前日までとはまるで違った紅色の葉でした。春には白い花。これはタマちゃん(の)ズイナです。学名コバノズイナ。今は増えて垣根です。下草は星桔梗、岩垂草、矢車草、リシマキア、カキドオシ、ウツボグサ、何れも道端に有った草ばかりです。今はコンクリートになり懐かしいですね！！

目次へ

ひ　が　し　蔵　情　報

◆６月12日（日）健康のための栄養講座第３回「糖質・コレステロールはバランスが大切」10時30分〜12時。食育脳アドバイザー認定講師・沖本礼子さんによる食を通して健康を考える講座。１，０００円（試食付）。 ◆６月15日（水）〜19日（日）「ＢＯＭＢＧ　ＷＯＲＬＤ」10時〜16時。上郡町役場シャッターにスプレーアートを描いた姫路市出身アーティストＢＯＭＢＧ（ボムジー）さんによるグラフティアート展。19日（日）13時〜ライブイベント。観覧無料。キッチンカーｃａｆｅ ｍｏａｎｉ登場（12時〜15時）。 　申し込み・問い合わせはギャラリーひがし蔵�рO７９１・52・６５０２

目次へ

情　報　プ　ラ　ザ

◆光都てくてくマーケット　６月４日（土）播磨科学公園都市・芝生広場　10時〜15時。毎月第１土曜日に開催している定期市。新鮮な無農薬野菜やオシャレでカワイイ手作り雑貨、美味しいこだわりフードなどがいっぱい！ ◆開館30周年記念事業「ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団赤穂公演〜ロト・樫本大進を迎えて」７月５日（火）赤穂市文化会館・赤穂化成ハーモニーホール　開演18時30分。Ｓ席１１，０００円、Ａ席９，０００円、Ｂ席６，０００円（高校生以下３，０００円）。チケット予約専用�рO７９１・43・５１４４（火曜日を除く９時〜17時15分） ◆脇坂家龍野入封３５０年記念企画展「老中脇坂安董と朝鮮通信使」５月28日（土）〜７月３日（日）たつの市立龍野歴史文化資料館　 ◆新型コロナウイルスの感染状況により、本号に掲載しているイベントが延期や中止となる場合があります。お出かけの前には開催しているかどうかご確認をよろしくお願いします。

目次へ