コウノトリが子育てに選んだまち上郡

【人工巣塔で西播磨初のヒナ誕生】


上郡町でコウノトリを育む会提供（５/６）

高田地区で昨年11月に完成した上郡町初の人工巣塔でコウノトリのヒナ３羽が誕生した。巣塔設置１年目での西播磨地域では初となる快挙に、設置に尽力した「上郡町でコウノトリを育む会」や地域住民達は喜びに沸き、無事に巣立つまで静かに温かく見守っている。 　親鳥は、京都府綾部市生まれのオス「さやと」（Ｊ０４２２・３歳）と島根県雲南市生まれのメス「れいな」（Ｊ０２３１・６歳）。２０２３年12月にペアで飛来し、翌年３月より20回以上、電柱への営巣が確認されたが停電や感電死の危険性から巣を撤去。住民有志が育む会を発足して、人工巣塔建設にこぎつけた。 　今シーズンもペアは電柱に巣作りを始めたが、関西電力送配電株式会社の協力で人工巣塔に移設したところ、３月５日から巣塔で営巣。中旬には抱卵する姿が確認されたため、育む会が固定のビデオカメラを設置。４月19日に親がヒナに餌を与えるための吐き出し・食べ戻しと思われる姿が記録された。町が県立コウノトリの郷公園に映像を送って分析を依頼し、４月19日の孵化を確認し、23日に発表された。その後も育む会は観察を続け、26日には３羽のヒナが確認できた。 　巣塔は11ｍ以上の高さがあり、近づいてもヒナは見えない。育む会では「コウノトリが安心して子育てできるよう、近づかないで、そっと見守ってほしい」と呼びかけている。 　６月初旬に個体識別の足環を装着し、性別判定も行う。順調に育てば７月頃に巣立つ予定。育む会では、コウノトリの名前公募を検討しており、公募方法は円心ネット等で告知する。 　５月31日（土）には、豊岡市コウノトリ共生課の宮垣均課長による講演会を開催する。13時30分〜。高田地区公民館。50名。参加費無料。参加申し込みは上郡町でコウノトリを育む会（前畑）�рO９０・４７６４・０６９０

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上郡町合併70周年　地域おこし協力隊が語る

【「未来につながるまちづくり」】

上郡町合併70周年を記念して４月19日、上郡町生涯学習支援センターで式典と講演会が開催された。講演会では、ラジオパーソナリティーの谷五郎さんと地域おこし協力隊４人が対談し、それぞれの活動報告とともに今後の展望について語った。 　３年目を迎えた岡部強志さんと２年目の中川由香さん、阪上桂子さん、昨年７月から活動開始した堀越まいさんの４人。　ヤギ農家として９頭を飼育する岡部隊員は昨年、金出地に「かなじヤギファームランド」をオープン。ペット用ヤギミルクの販売やレンタルヤギ、出張ふれあい体験、ＳＮＳ発信などでファンを広げ「ヤギの町かみごおり」を目指す。 　大鳥圭介に魅せられた中川隊員は、圭介に関する１０００冊以上に及ぶ膨大な史料のデジタル化や甲冑制作の動画作成、外国人向けパンフレットの英語翻訳、情報発信などで「全国から上郡へ来てもらい、魅力を知ってもらいたい」と力を込める。 　古民家を使った移住体験住宅の開業を目指して準備中の阪上隊員は、田舎暮らしの先輩としての経験を基に移住相談会を開催。自然豊かな上郡の魅力を発信して町を盛り上げていきたいと語る。 　中高生の居場所作りに取り組む堀越さんは「中高生の挑戦を応援する体制を整え、町内の若者が惹きつけられるような魅力的なまちづくりに取り組みたい」と意気込んだ。

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Ｂ＆Ｇ海洋センターがリニューアル

【プロ選手によるバスケ教室を開催】

上郡町Ｂ＆Ｇ海洋センター（竹万）で、昨年11月から行われていた修繕工事が３月末に完了。４月27日にＢ＆Ｇ財団の朝日田智昭常務理事を招いて式典が開催された。 　リニューアルイベントとして西日本初の女子プロバスケットボールチーム・姫路イーグレッツの選手によるクリニックが行われ、上郡町バスケットボール協会や近隣チームに所属する小学生約50人がドリブル練習などの指導を受けた。 　１９８３年に完成した海洋センターは老朽化が進み、Ｂ＆Ｇ財団より２４５０万円の助成を受けて体育館と温水プールの修繕工事を実施。体育館のバスケットゴールボード６面も一新され、２面は公式戦と同じ規格のクリアボードを取り付けた。 　また、温水プールのチラーユニットが更新され、水温管理が遠隔操作でできるようになった。 　全国に４５６ヶ所ある海洋センターの中で、上郡町は利用者数などの評価が16年連続「特Ａ」の最高評価を得ており、多額助成に繋がった。 　式典で梅田修作町長は財団の支援に感謝し、「これからも町民の生涯スポーツの拠点として更なる利用者の増加に努めていきたい」と述べた。

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４０００円で７０００円のお買い物

【「プレミアム商品券」６月販売】

上郡町は、４０００円で購入して７０００円分の買い物ができる「かみごおり生活応援プレミアム商品券」を６月１日から販売する。 　国の地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰の影響を受けた町民の経済的負担の軽減や地域経済の活性化を図る。 　１冊１０００円券×７枚綴り（７０００円分）で、３枚は「中小店専用券」、４枚は「大型店・中小店共通券」。町内の登録店約１４９店舗で使用できる。 　５月１日時点で上郡町に住民登録がある人が対象。上郡町役場から送付される「購入引換券」と購入者の身分証明書を持参して購入する。１人につき１冊限り。 販売期間　６月１日（日）〜14日（土） 販売場所　上郡町商工会と町内５郵便局　※土・日曜日は商工会館のみ 使用期間　６月１日（日）〜11月30日（日）　※期間を過ぎた商品券は無効となり払い戻し不可

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心に届く紙上絵手紙展

老いも若きも　金太郎さんにあやかって強く元気に！　　　　田中　夏子

明治風雲児・大鳥圭介伝　けいすけじゃフェーズ２

第十回　南海へ 　驚く圭介に伊藤博文は説明する。 「英国のパークス公使が『暹羅（タイ）は日本と同様、西洋に門戸を開き文明を輸入しようとしている。よって誰か高官を派遣し視察させては』と宮中晩餐会で天皇陛下に提言したのです」 　これに応じ、官員の暹羅派遣について命が下った。日本と暹羅とは慶長（１５９６年）の頃に使節の往来があったが、以降鎖国で往来は途絶えていた。ここに、オーストリアから来ている日本、清、暹羅を兼ねたセッファ―公使が暹羅に渡航するということで、同行させてもらえる機会が生じた。 「御一新前に大鳥さん、暹羅のことを紹介されてましたよね？」 　伊藤の言う通り、圭介がまだ幕臣になる前、開港の提言を書いたことがあった。江川塾の講師をしつつ阿波藩の家来に取り立てられた頃だった。当時、トルコや暹羅など、日本と同様に鎖国していた国が開国して貿易を開始し、反発がある中で兵力を整え改革した国の例を圭介は紹介した。列強ばかりではなく、同等の問題を有する国を知り学ぶべきだと、圭介は提言していた。それと共に圭介は、外国から輸入する製品が国内産業に害を与えないよう規則を定めるべきとも述べた。更には幕閣と大名諸侯からなる上院と旗本御家人や各藩の知識人で構成する下院で要路を議論する二院制を同じ文書で提案した。それらの提言は幕閣にも刮目され、広く各藩に回覧された。それを知っていた伊藤の周到さに、圭介は舌を巻いた。 　植民地化を虎視眈々と狙う欧米列強の眼に晒されているという点でも、暹羅は日本と同じだ。チュラロンコーンという若い王が欧米に学び国内の諸改革を行い、国を近代化させようと粉骨砕身していると聞いた。英国はインドや緬甸を、フランスは越南に植民地化の手を伸ばしている。それらに囲まれた暹羅がいかに独立を維持し国を改革しているのか。圭介は、列強である米英はつぶさに調べてきたが、日本と同じ立場の国の内情はまだ自分の目で見てはいない。 「暹羅は日本と道を共にする同朋と言える。暹羅の近代化の課題を知ることは、我々にとって得難い経験になると思います。ぜひ！」圭介は力強く答えた。 「あなたならそう言うと思っていました」伊藤は笑った。 　一度決まれば矢継ぎ早に話は進んだ。工部省の配属が決まった翌週に、暹羅行きの辞令が正院から出た。圭介が米国へ外債募集に派遣された際も同じだったが、この速度が明治政府である。貿易や税制を調査する担当者として、大蔵省からも同行者が決まり紹介された。米英に渡航した際は大蔵省の吉田清成が団長だったが、今回は圭介が最上位職で責任者となる。若く折り目正しそうな男が圭介に挨拶をした。 「暹羅に同行させていただく大蔵省の川路寛堂です。岩倉公使節団の三等書記官として加わっていました」 「川路、もしや聖謨殿の？」 　寛堂の祖父は川路聖謨で、徳川最後の土木や外交、財政を支えた。元は手代の子で、老中水野忠邦の元で普請奉行まで出世、勘定奉行や外国奉行まで歴任した、そろばん一本で上り詰めた人物である。慶応四年三月、圭介が伝習隊を率いて江戸を脱走する前に、徳川の終焉に殉じて短銃で頭を撃ち抜き絶命し最後の忠臣と称えられた。生きていればと悔やまれる熟練の優秀な官僚だ。 「あなたは祖父と雰囲気が似ています」川路は目を細めて圭介に言った。 　圭介、川路ら一行は明治八年一月十九日、セッファ―公使と横浜からフランスの郵船で出航した。二十五日に香港でオーストリア軍艦フレデリック号に乗り換え、一路暹羅を目指した。 セッファ―公使、軍艦の艦長や士官も皆懇切に、圭介一行を接遇した。 　船上で圭介は資料を見つつ、暹羅の現状を整理する。 　チュラロンコーン王は明治元年に即位した。王は近代化改革に着手し、中央集権を進め、保守層から猛烈な反発にあっている。まさに明治日本が歩む道を同一としている。既得権益を持つ摂政や副王と、王の関係が悪化していると伝えられている。 「悪い知らせです。このままでは暹羅に入港できない恐れがあります」 　寄港地でセッファ―が言った。副王が反乱を起こしたという報が艦に届けられた。副王が王から返り討ちにあい、副王は英国領事館に飛び込み庇護を求めた。王と副王のそれぞれの派閥が争う内乱が勃発しかねない状況であった。圭介は公使と話し合う。内乱中であれば入国拒否される可能性は高く、乗組員の安全が保障されない。治安の乱れが旅程に影響するのはありがちなことだが、前途多難である。暹羅には入国せず近隣のフィリピンで様子を見ようとセッファー公使が提案した。圭介に異論はなかった。むしろ他の国も目に出来るならよい機会ですらある。 　フィリピンのマニラはスペインの所領である。二台の灯台が船を導き、西洋の船が百雙ほども河岸の港に並んでいる。港は大砲を備えた石造りの胸壁と深壕で囲まれ、すこぶる堅固な造りだ。地元のマレー人や清国など外国商人が往来し、馬車でごった返して繁盛している。 「何と盛況だ」圭介は驚いた。 　圭介らはこの時間を一切無駄にしなかった。早速市中に出て概況を調査した。街の建物は木造の二階建てが多く雲母の薄板で光を入れている。フィリピンの輸出品は砂糖、タバコ、藍、麻、蘇木、コーヒーなどで、食料や嗜好品の換金作物が多く国際市場に輸出されていた。それらが主要な収入源となり、大規模なプランテーション経営が行われている。一方、米英から布・鉄の製品、清から茶陶器を輸入している。欧米の実業家が鉱業、製造業、運輸業などさまざまな産業に投資している。農業生産と輸出が増加し、鉄道の建設や港湾の整備などインフラが発展中である。 　圭介は特産であるマニラ麻やタバコの工場を見て回った。工場主に次々と質問する。工員の数、男女比、職人の技能の質、産出量、経費、売上、輸出、動力、機械の種類、市場、競売、流通方法、などだ。マニラ麻は蒸気機関で船具や綱に加工される。またパイナップルの葉を割いた布を婦人服に用いている。圭介のメモ帳はたちまち記述で埋まった。 　二月であるがマニラは熱帯の茹だるような空気に包まれていた。航海中に生えた髭が熱をはらむ。圭介は疲れを知らず走り回る。物流や炭鉱の状態、火山による地震、地元民の風俗まで圭介は細かく書き留めた。川路らは付いていくのが精一杯で、常人と異なる圭介の活動力に感じ入った。岩倉使節団も多忙だったが、圭介の活動密度は尋常ではない。はたしてこの後も共にやっていけるのか、報告書はものすごい量になりそうだと、川路はおののいた。 　幸い、数日もしない内に、シンガポール総督の調停で暹羅副王の地位が保証されたという電報が届けられた。暹羅の事態は落ち着き、渡航可能であると判断された。二月八日、一行はマニラを出航し、当初の目的地の暹羅を目指すことになった。 　マニラは表面的には栄えているが、経済変革の課題もある。天然資源が搾取され、土地と富は一部の欧米の事業家や一部の商人に集中している。地元民は安価な労働力となり、社会的不平等に、農村住民の不安が生じている。足元は舗装されず雨が降れば馬車もぬかるみに難渋する。マラリアなどの風土病も多く、衛生的とは言えない。スペイン当局による教育や外国企業による現地の工業化も進んでいるが、植民地支配への対抗の声も上がってきている。原材料を輸出し製品を輸入させられる植民地構造の常である。民族独立の機運が高まれば、大きな対立が生じるだろう。 　同じ南国でも、暹羅はどう独立を保ち、どこへ進もうとしているのか。波は落ち着き、飛び魚が千鳥のように海の上を翻り、光を反射させている。周囲の反抗に遭いながらも独立不羈で自国を世界と肩を並べさせようとする若い王。同じ時期に同じ課題に取り組んでいる異国の先導者について、圭介は思いを馳せた。

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商店街のバラ園 80種が見頃に

【栄町　木村写真館】


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　昨年の様子（松浦さん撮影）

　　　　　　

「バラの写真館」として来店者や道行く人を楽しませている栄町の木村写真館。店主松浦裕二郎さんの妻由子さんが丹精込めた色とりどりのバラ約80種が見頃を迎える。 　大型連休明け時点で約１割が開花。芳香を放つ白色のボレロや気品あるピンク色のプリンセスアイコなどが咲き始め、深紅のイングリッドバーグマンは凛々しい蕾姿で開花の時を待っていた。 　約15年前に姫路ばら園で黄色のバラ１株を購入してバラの本をもらったのがきっかけでバラ栽培を始め、今ではどっぷり沼にはまってしまったと笑う。毎朝１時間半、夏には２時間かけて水やりし、朝昼夕のこまめな手入れと愛情たっぷり。 　毎年新しいバラ苗を購入して挿し芽で増やし、店の裏側にも多くの花が咲き誇る。由子さんの説明を聞きながら観賞すると楽しさも倍増して時の経つのを忘れる。「どなたでも気軽に見に来てください。声かけしてもらえれば説明します」。

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小学生らが清掃活動

【クリーンアップ千種川 in 上郡】

　　　　　　

ボランティアグループ「クリーン・フューチャー」（ミッシェル・ビセナー代表）による河川清掃活動が４月26日、桜トンネルの対岸になる鞍居川右岸側の堤防と河川敷で行われ、小学生と保護者ら15人が参加した。 　空き缶やペットボトル、ライターやレコードなどのほか、大量の湿布フィルムや医療用注射器なども捨てられており参加者を驚かせた。 　賞味期限２００６年と印字された空き缶も見つかり、自然に還らずいつまでも残ることを証明。子ども達は「なんで捨てるんやろ」と言いながらゴミを拾い、約２時間の活動で軽トラック一杯分のゴミを集めた。 　同グループは一昨年２月に発足。こども園「プレスクールかみごおり」で英語を教えるミッシェルさんは上郡の自然が大好きで、川や山道などに棄てられたゴミを仲間と一緒に何とかしたいと当時の園児や保護者らに声かけ。賛同した親子らが年数回の清掃活動を行っており、今回で４回目の実施。今年２月に上郡町社協のボランティア協会に登録した。 　「子ども達の未来を守りたい」と話すミッシェルさん。清掃活動とともに、環境問題に興味をもって皆で考えてほしいと勉強会も予定している。「一緒に活動しませんか？」興味がある人は連絡してほしいと呼びかけている。 　問い合わせは�рO９０・８０００・９０８２（袖山）

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ＢＯＯＫ　タイム（１２３）

【赤木　幸代】

ガルドンのながぐつをはいたねこ　　　ポール・ガルドン 　ネコのプスが大活躍する、とても楽しい昔話だよ。 　誰かに読んでもらって聞くほうが、自分で読むよりずっと楽しいと思う。どのページにも絵がふんだんにあって、色彩も鮮やかで、出てくる人や動物がいきいきしている。そう、アニメを見ているみたいな感じ。 　粉屋の末息子が、お父さんから財産分けにネコをもらう。兄さん達は風車をもらって、自分は役立たずのネコかとぶつぶつ文句を言う末息子に、ネコのプスは言う。「まかせなさい、きっとあなたを大金持ちにしてあげますよ」 　プスの頓智がくり出され、いよいよ魔法使いの巨人と対決。さァ、どうなる？ネコは福を運ぶ動物なのかな、招き猫というのもあるし。昔は米蔵を狙うネズミを退治するために飼われたらしいけれど。 　我が家にあるネコの置き物をたまのついでにちょいちょいと拭いて、宝くじでも当ててくれないかな、と熱く見つめるけれど、知らん顔してネコは座っている。 　昔から楽しまれてきた、かしこいネコの冒険のおはなし。大金持ちになって結婚して、めでたしめでたしで終わるおはなしは最強だ。

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どろんこ運動会と田植え体験

【参加者募集】

水田で泥まみれになって楽しみませんか。 〇どろんこ運動会２０２５　６月７日（土）９時30分〜12時。申込締切６月２日（月） 〇田植え体験　６月14日（土）９時30分〜12時。申込締切６月６日（金） 　いずれも智頭急行「河野原円心駅」前すぐの田んぼ（下車徒歩１分）。参加費１人３００円（３歳未満は無料）。先着１００人。汚れてもよい服装、着替え、タオル、飲み物、靴や足袋、靴下（けが防止のため裸足は不可）。 　当日は地元農産物等の販売も行う。申し込みはＱＲコードより。 　問い合わせはコミュニティ組織「円心の郷・赤松」�рO９０・６２３８・４３９２（河野）

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特産モロヘイヤ　苗定植

【鞍居地区ふるさと村づくり協議会】

鞍居地区ふるさと村づくり協議会が５月７日、鞍居公民館近くの休耕田で第１回モロヘイヤ苗定植を行い、上郡町の特産モロヘイヤのシーズンが始まった。 　この日は、同協議会モロヘイヤサークルのメンバーらが約６４０本の苗を植え付け。注文数の増加により今年は昨年より増産し、４回に分けて約２４００本の苗を定植する。７月中旬には初収穫を予定し、９月末頃まで収穫して「モロヘイヤ粉末」に加工する。 　同地区では、２０１４年の鞍居地区ふるさと村づくり協議会発足時から地域おこしの一環としてモロヘイヤ栽培を開始。翌年、ＮＨＫの情報番組「あさイチ」で取り上げられて大きな反響を呼び、今でも10年来のリピーターから注文がくる人気商品になった。 　鞍居のモロヘイヤ粉末は、完全無農薬栽培で１枚１枚手摘みした葉っぱのみを乾燥させた手作り品で「緑が鮮やか」で「キメが細かい」のが特長。様々な料理に手軽に利用でき、栄養豊富なモロヘイヤを四季を問わず食べられる。姫路市や赤穂市などの学校給食でも利用されている。 　昨年収穫分の商品は既に売り切れ、今夏収穫分の予約受付中。ビン詰50ｇ入り７００円。上郡町ふるさと納税の返礼品にも登録されている。 　問い合わせは鞍居地区ふるさと村づくり協議会（鞍居ふるさと館）�рO７９１・54・００１７（平日の午前中）

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社協子育てイベント「親子でふれあい」

日　時　６月11日（水）10時〜11時30分 場　所　上郡町社会福祉協議会大会議室 　上郡この本だいすきの会による絵本の読み聞かせやわらべうたなどを親子で楽しむ。 　同じ部屋でボランティアによる託児あり。参加費無料。０歳〜就学前の親子対象。開催日２日前までに電話で申し込む。 　問い合わせ・申し込みは同協議会�рO７９１・52・２９１０

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花　　　　便　　　　り

【藤井　映子】

秋口にまとめて植え付けした球根類、やっと芽吹く。以前からあったイリスは鹿に食べられ、残った芽出しの遅いのがネット囲いのおかげで咲いてきた。 　テキスト通りにならない植物生育。これが園芸の醍醐味と言う方も。少しずつ植える面積を減らしつつ、それでも鳥や風に運ばれてやって来る。 　トゲ無しアザミが咲いている。昨年は木立バーベナが立派に咲いて！自然の良さもある庭です。 　今頃の花達、山法師、螢袋、クレマチス、月見草、紫蘭、撫子など

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ひ　が　し　蔵　情　報

◆５月22日（木）押し花体験「ちょっと大きなコースター」10時30分〜12時 ◆６月７日（土）塩田憲次さんの手打ちそばの日　※予約優先 ※６月１日から11月30日まで「かみごおり生活応援プレミアム商品券」使えます 　申し込み・問い合わせはギャラリーひがし蔵�рO７９１・52・６５０２（水〜日、10時〜16時）

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情　　報　　プ　　ラ　　ザ

◆第45回福祉バザー　６月１日（日）９時30分〜11時30分　上郡町スポーツセンターＢ＆Ｇアリーナ（体育館）日用品から食料品までお買い得！子どもも楽しめる模擬店もあり。問い合わせは上郡町社会福祉協議会�рO７９１・52・２９１０ ◆大阪・関西万博記念事業「��田賢三展　パリに燃ゆ、永遠の革命児」〜７月21日（月・祝）姫路市立美術館　 ◆やむを得ない事情により、本号に掲載しているイベントが延期や中止となる場合があります。お出かけの前には開催しているかどうかご確認をよろしくお願いします。

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